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黒猫 サビ猫 毎日が三拍子

人生は三拍子、ときに変拍子。

わたしたちは生きている

今夜はこども病院にボランティアに行く日で、
ほんとは少しめんどくさかったけれど、
行けば必ずそんな気分から救われるっていうのがわかってたから、行った。

夜の闇に漂うベッド。
何に使うのかよくわからない計器の中で、点滅する数値と小さな光が呼吸するように動いている。
消灯時間の過ぎた、ほの暗い灯りだけの、カーテンで仕切られた小宇宙。

ベッドの柵から腕を伸ばして、小さな指先に触れてみる。
やわらかい。あたたかい。
年齢も、性別も関係なく、
ただの裸の「いのち」と「いのち」がつながって、
一つのかたまりになったような不思議な感覚。
「わたしたちは生きている」という静かな実感。
そうしてゆっくりと、ベッドの上の小さな手から、わたしにエネルギーが注がれる。

そんな時、確信する。
わたしも、こども病院で、きっとどこかを治療されている。

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